過去の既往歴が与える影響

問診時に患者様の過去の既往歴を必ず詳しくお伺いしております。
実は、過去のケガや打撲などの外傷が、現在の骨盤や股関節の不調に大きく影響していることが多くあります。
特に以下の4つの既往歴は、骨盤の仙腸関節や股関節に深刻なダメージを与え、長期間にわたって症状を引き起こす可能性が高いと考えています。

  1. 尻もちによる坐骨部強打
  2. 尾尖部(尾てい骨)への打撲
  3. 前方転倒時の膝頭打撲
  4. 大転子部(太ももの付け根)への打撲

これらの外傷は直接的に骨盤周辺の関節に強い衝撃を与え、関節の位置ズレや破壊を招くことがあります。
こうした影響が数年、場合によっては数十年後に様々な病態や慢性症状へと発展してしまうことがあるため、非常に注意が必要です。

骨盤(仙腸関節)や股関節の関節が損傷・変形すると、以下のような病気や症状に繋がることがあります。

• 強直性脊椎炎
• 変形性股関節症
• 後縦靱帯骨化症
• パーキンソニズム(パーキンソン症候群)
• 前立腺肥大
• その他、頭痛、生理不順、不妊症、メニエル病などの全身症状

こうした症状が現れる患者様の中には、

過去の外傷が古すぎて本人がそのこと自体を忘れているケースも珍しくありません。

当院では、患者様の現在の体の状態を詳しく力学的に解析し、関節や筋肉にかかる不自然な応力を除去する施術を行っております。

この応力が軽減されることで、症状の改善や組織の治癒へと繋がるケースが多く報告されています。
過去の古い外傷が原因であっても、適切な施術により症状を緩和・改善できる可能性があります。

•2つ以上の整骨院や病院に行ったが良くならなかった、効果を感じられなかった
•回数券の押し売り、サブスク契約、何十万円もする物販の営業をされて嫌な思いをした
•担当者が毎回変わり治療の内容が薄く信頼できる先生に診てもらいたい
•自分の身体の状態を理解してしっかりと治していきたい

上記のお悩みがございましたら一度ご相談ください。
また「これは診てもらえるのかな?」という疑問も、お気軽にお尋ねください。
早期にご相談、対応できれば手術を回避できるケースもあります。

今回もブログにお付き合いいただきましてありがとうございます。
私の治療や経験が皆様に役立つことがあれば幸いです。

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