肋間神経痛とは?
肋骨に沿っている神経を肋間神経と呼びます。この肋間神経が痛む症状を肋間神経痛といいます。
痛み方は違いがあり「急に電気が走るような痛み」や「ジクジクとした持続する痛み」などがあり、痛みの起こる場所は背中から脇腹、胸の前面やおへそ辺り、まれには足の付け根まで痛みを感じることがあります。
肋骨に沿って鋭い痛みがあります。基本的には、右側か左側のみに起こり、特殊な場合を除いて左右両側に起こることはありません。

病態について
痛みがかなり強く出る症状なのでお薬による疼痛緩和を進めながら行うこともあります。
※お薬は、整形外科の先生により処方
私としては、体の傾き、歪みにより肋間神経痛が発生すると考えております。
身体の重心の測定を行っている部位が二つあります
1、骨盤の仙腸関節
2、下顎骨
です。
この2点にズレが起こると重心(重力との釣り合い)が崩れていきます。
しかし、その状態では体が倒れてしまうので各関節を捻じったり、曲げたり、伸ばしたりと対応します。この時に肋骨にも捻じりの力が加わることがあります。
神経自体が捻じる力や引っ張られる力のストレスに弱くできています。
※一般的に圧迫で痺れや神経痛が出ると言われていますが、圧迫に対しては、神経伝達速度が遅延したり、障害が出ないという研究があります。
さて、体の歪み、傾きがあると肋間神経に持続的なストレスを与えます。
その結果あるタイミングで痛みが出現します。
肋間神経痛の治療法


胸郭(肋骨)は、図のような動きをします。この動きが上手にできるように調整します。
また、肋骨の間には、肋間筋がありこの筋肉を正常に動かせるよう調整も行います。
本来の柔軟性を取り戻していくと段々と痛みが落ち着いてきます。

普段の姿勢が悪いと言われる方
身体の硬い方
呼吸が浅い方
要注意です。
自身も経験しましたがかなりの痛みを伴う症状です
早めに対処しましょう。
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