※対応できない治療院、整体に広告費をつぎ込んだ宣伝だけで患者さんがそこに行ってしまう
何か月も通っても治らない。良くならない
間違ってもただのマッサージだけやEMSを進めてくるだけの院には、通院しないようにしてください。
そういった患者さんをひとりでも減らしたいと考えています。
「肩が痛い手もしびれる」
「最近、肩の後ろがズーンと痛くて、さらに手の方までしびれが出てきたんです」
こうした症状を訴えて来院される方は少なくありません。
特に、肩から腕、そして手指にかけてのしびれや力の入りにくさがある場合、「首(頚椎)」が悪い可能性があります。
人の首には7つの骨(頚椎)があり、その間から神経が腕や手に向かって出ています。
また、脊髄から全身に神経が走行しています。

今回は、特に頸椎の6、7に問題があるパターンを見ていきます
次のような症状が出やすくなります。
▶️ 主な症状
• 肩甲骨の内側や肩の後ろの痛み
• 肘〜手指にかけてのしびれ
• ペットボトルのキャップを開けづらい、手の力が入りづらい
• 腕を上げたり、首を後ろに倒すと症状が悪化する
原因は「神経の圧迫や牽引障害」
このような症状は、頚椎症性神経根症、頚椎椎間板ヘルニアが起こっているかもしれません。
→頚椎のすき間が狭くなったり、椎間板が飛び出したりすると、神経が圧迫されてしびれや痛みが出るのです。

自分でできるチェック方法
以下のような動きで症状が悪化する場合は、神経圧迫が関係しているかもしれません。
✅ 簡易チェックリスト
• 首を後ろに倒すと腕や手がしびれる
• 首を横に倒すと痛みが走る
• 腕を頭の上に上げるとしびれが軽くなる
施術での対応
まず神経の評価(筋力・感覚・反射)を丁寧に行い、必要に応じて医療機関への紹介も行います。
筋力低下の無いものや軽度なものであれば以下のようなアプローチで改善が期待できます。
施術一例
• 首や肩まわりの筋緊張の緩和(特に斜角筋・肩甲挙筋)
• 神経の滑走性を高める徒手療法
• 姿勢改善、頚椎のアライメント調整
放っておくと危険なサイン
次のような場合は、早めに医療機関での検査(MRIなど)をおすすめします。
• 手の筋肉がやせてきた
• 指が動かしづらくなってきた
• 感覚がほとんどわからない
• 両手・両足に症状がある
まとめ
手のしびれや肩の痛みがあると、「腕や肩そのものに原因がある」と思いがちですが、
実は首の神経が関係していることが多いんです。
違和感やしびれをそのままにせず、まずはお気軽にご相談ください。
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