「炎症には冷やすが基本!アイシングを重視する理由」

今回は、私が施術の中でも大切にしている「アイシング(冷却)」についてお話しします。

ケガや痛みがあるとき、よく「冷やしたほうがいい」と言われますよね。
これは、ただ感覚的な話ではなく、医学的・生理的にもとても大事なことなのです。

痛みの多くは、体内で「炎症」が起きている証拠です。
炎症がある部位は、熱を帯び、細胞や組織に負担をかけてしまいます。

人間の体は約60〜70%が水分、15〜20%がタンパク質でできています。
このタンパク質は熱にとても弱い性質を持っているため、
炎症で局所が高温になると、細胞レベルでのダメージが起こる可能性があるのです。

特に41℃以上になると、細胞の循環障害や破壊が起きるリスクがあります。
(※これは、タンパク質の立体構造が変化してしまうためです)

分子構造がばらばらに変化してしまいます。

「しっかり冷やす」こと=治る環境を整える行為です。

※氷での冷却をお勧めしております。
アイスノンやシップは、冷たいと感じますが、実際の冷却効果は弱くシップは10分程度と言われております。

ケガや急性の痛みの場合、
現在は「POLICE」という処置法が基本とされています。
• P:Protection(保護)
• O:Optimal Loading(適切な負荷)
• I:Ice(冷却)
• C:Compression(圧迫)
• E:Elevation(挙上)

この中でも「Ice(冷却)」は非常に重要な位置づけで、
初期対応を正しく行えるかが、その後の回復に大きく影響します

当院では、単に患部を冷やすだけではなく
全身の検査を行い、本当の原因を見極めた上で施術を行っていきます。


•2つ以上の整骨院や病院に行ったが良くならなかった、効果を感じられなかった

•回数券の押し売り、サブスク契約、何十万円もする物販の営業をされて嫌な思いをした
•担当者が毎回変わり治療の内容が薄く信頼できる先生に診てもらいたい
•自分の身体の状態を理解してしっかりと治していきたい

上記のお悩みがございましたら一度ご相談ください。
また「これは診てもらえるのかな?」という疑問も、お気軽にお尋ねください。
早期にご相談、対応できれば手術を回避できるケースもあります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA