このページをご覧の方は、寝違えによる首の痛みでお困りのことと思います。
お悩みの解決になると幸いです。
朝起きた時に突然「首が動かない」「痛くて振り向けない」という症状は、寝違えの特徴的な状態です。多くの方が一度は経験したことがあることと思います。
しかし、なぜ寝ている間に首を痛めてしまうのでしょうか?原因と当院での対応についてです。
寝違えとは?
寝違えとは、睡眠中の姿勢やもともとの筋肉の状態によって首や肩の筋肉・関節に負担がかかり炎症や筋肉の異常収縮を起こした状態です。正式な医学用語ではありませんが整形外科や整骨院、整体院で多く相談を受ける症状の一つです。
重症例から軽傷例、5歳の子供の例など実際に多くの患者様を診てきました。
症状として
■首を動かすと強い痛みが出る
■首が片方に傾いてしまう
■肩や背中まで痛みが広がる
といった特徴があります。
寝違えの主な原因
寝違えは、単なる「寝方が悪かった」というだけではありません。いくつかの要因が重なって起こります。
■不自然な寝姿勢や環境
長時間にわたり首が無理な角度で固定されることにより首回りの筋肉や靭帯、首の関節に負担がかかります。
例)
■枕が高すぎる、低すぎる
■硬い布団で寝ている
■うつ伏せなど無理な体勢で寝る
■長時間同じ姿勢で眠る
■ベット以外の場所、椅子やソファーで寝てしまう
環境的要因が原因になることも多々あります。
■筋肉の疲労や緊張
デスクワークやスマホの長時間使用、運動による疲労で首や肩の筋肉が硬くなっている。
いつもよりも体に負担をかけた後、体に疲れがたまっている等、体の柔軟性を失っている状態で寝ている間に筋肉が無理に伸ばされてしまう、体が固まっているのに関節が無理に捻られるなどにより寝違えを起こしやすくなります。
■冷えによる血流不良
エアコンや扇風機の風が首に直接あたると、筋肉が冷えて硬くなり、寝違えのリスクが高まります。
■関節や骨格の不均
頸椎(首の骨)の配列や肩甲骨、背骨のバランスが崩れていると、睡眠中に筋肉へ余計な負担がかかります。
また関節に過度な牽引力や捻転力が働き痛みの原因になります。
特に、日頃から猫背やストレートネックの方は要注意です。
寝違えた時にやってはいけないこと
■無理に首を回す:痛みを我慢してストレッチをすると炎症が悪化する恐れがあります。
■強くマッサージする:自己流のマッサージは筋肉をさらに傷つける可能性があります。
■温めすぎる:炎症が強い場合に温めると、さらに炎症が強くなり痛みが増すことがあります。
※上記は、かえって悪くしてしまい治りを遅くしてしまうリスクがあります。
大塚整体院の寝違えの施術
整体院では、症状の改善と再発予防のために以下のようなアプローチを行います。
■筋肉の緊張をやわらげる施術
首だけでなく、肩甲骨や背中の筋肉までアプローチし、筋肉の硬直を和らげます。
当院では、手技だけでなく特殊な器具を使い施術を行います。

■関節の動きを整える
頸椎や胸椎の可動域を回復させ、首にかかる負担を軽減します。ボキボキ矯正のように体に負担のかかるものでなく安全で痛みの強い場合にも対応できる施術です。特殊な器具を用いて穏やかに整えていきます。

■再発予防の姿勢指導
デスクワークの姿勢、枕の選び方、スマホの使い方など、生活習慣の改善をアドバイスします。


予防のために
• 自分に合った高さの枕を使う(頸椎のカーブを保つ)
• 長時間のスマホやパソコン作業ではこまめに首を動かす
• エアコンの風を直接首に当てない
• 定期的な整体やストレッチで筋肉を柔らかく保つ
首の寝違えは一時的な症状であっても、繰り返す場合は頸椎や肩甲骨のバランスが崩れているサインです。早めに適切なケアを受けることで、症状の悪化や慢性化を防げます。
首の痛みでお悩みの方は、当院までご相談ください。
専門的な検査と施術で、しっかりサポートいたします。