特別な治療器具を使って診療を行っております。
特殊な治療器具を使うことで手技で治療するよりもより正確に治療することが出来る上に症状に対して効果を最大限に発揮することができます。
様々な種類の器具があり用途に合わせて使い分けていきます。
肋骨の間の肋間部にかけて行くローラーです。
胸郭(肋骨、胸骨、胸椎)の影響は、様々なところに出現します。

例えば、腰痛、肩の痛み、肋骨が痛い、呼吸がしにくいなど
色々な影響を与えるのがこの胸郭と言われる部分です。

肋骨には、肋間筋と肋間神経があります。
その奥に肺、横隔膜があります。横隔膜と肋骨は繋がっています。
また、上位肋骨と下位肋骨で動きの方向も違います。
肋間筋が硬くなると柔軟な動きができなくなる=体の動きに柔軟性が無くなる
胸郭と言われる部分を使い体を捻る運動を行っています
※腰椎捻り(回旋)の作用は本当に僅かです
肋間筋は、呼吸筋でもあるので呼吸が浅くなる傾向があります。
横隔膜も呼吸に携わっています。

横隔膜も肋骨と繋がっています。横隔膜も膜としての張力を失い伸長、収縮どちらも出来ずに硬くなってしまいます。
また、横隔膜は、頚椎の神経支配でもあるので首の痛みを誘発する可能性もあります。
横隔膜は、自律神経との関係性も高く睡眠にも影響を与えたり体の調子にも影響していきます。
さて、肋間筋を治療する際にはこの肋間転子を使います。
肋骨の間の筋肉を直接捉えることができこのローラーをかけると繊維一つ一つを切るようにアプローチできるので元の柔軟性を取り戻していきます。
結果的に固まった胸郭が少しずつ機能を取り戻していきます。
胸郭が動かない、肋間筋が硬くなっていることで胸郭自体も曲がってきたり、捻れが起こってきます。
体幹が捻れることで神経も引っ張られてしまいます。肋間神経にストレスを与えてしまい痛みが出てきます。

肋骨を調整することの大切さや体全体に与える影響を考え、治療することは、とても大切だと考えています。
しかし、指で治療するのは難しいところではあります。肋骨の調整も合わせて行うと胸郭の機能改善が期待できます。
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