【ケガに対する治療】最低限の話

私の持つ国家資格、柔道整復師免許は

ケガ(捻挫、打撲、挫傷、骨折、脱臼)に対応することのできる資格です。


※しかし現在の整骨院の認知、認識は、保険の使えるマッサージ屋さん、骨盤矯正、EMSなどの機械を使いインナーマッスルを鍛える、姿勢改善、ダイエットメニュー、挙句のあてには美容メニューなど本質的なところから外れている院も多く見られます

普段、体の不調で困っていて見させていただいている患者さんが怪我をした際に対応できないのは、あまりに悲しいことかなと思います。

昨日も1件相談がありましたので報告させていただきます。

手の怪我です。
高校生でボールを手ではじいた際に負傷したとのことでした
昨日の受傷です
昨日見た際には、内出血が出ていませんでした
しかし、疼痛がかなりあり腫脹が出ており骨折の可能性もあると判断しました
まずは、氷による局所冷却を行い、その後簡単な包帯固定を行いました
ケガの初期の基本は、固定とアイシングです

本日、情報提供書を書き整形外科を受診されてレントゲンを撮るともしかしたらヒビが入っているかもしれないから1週間後に来てほしいと言われたとのことでした。
整形外科の先生も判断に迷うほどの症例でした
引き続き、経過観察が必要そうです。

実際に医療連携し必要な部分は、しっかりと検査をうながすことが大切なのだと考えております。
最低限の対応はやはりできないといけないと思いました。
そういった判断ができない柔道整復師が増えていると聞きます
足の捻挫で来られたのに足の治療よりも骨盤矯正の話をするとか(笑)



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