【様々な視点】考え方と臨床

基本的に患者さんの自然治癒力を高めること=自然治癒を阻害する因子を排除する事を目的に診療にあたっております
自然に治癒に向かうメカニズムが体には、備わっています。しかし、どうしても治癒の起点に入らない方や非荷重要素、PIt(外傷性角加速度損傷)がある方は、やはり治癒過程を阻害している


【細かい点の追求】

外から見たら同じ整復に見えても術者の持ち手、角度、強さ、整復時の支点様々な要素で大きく結果は異なる。何を意識して処置するのかでも最終的な結果は、異なるものと考える。
またモーメントが同じでも動かすポイントが違ってくる。
実者に対して必ず相手(患者)が存在するので相手との釣り合いを感じなければいけない
また、自身の体の運びもかなり重要になる。実者の重心のコントロール
一点に応力を集中させると骨は、簡単に折れてしまう。組織は、整復どころか破壊されてしまう。
骨全体に整復力を働かせ整復していかなければいけない
自由にコントロールし作用させることが出来なければいけない


診療のなかで自分ならどうだろうかと常に考えている。


どういった対応が良いのか、こういう処置をされたらどうだろうかどういう先生に診てもらいたいのか突き詰めて考えるときりがない、でも自分なりの答えを持つことが大切なのだと思う。
患者さんは、命にかかっているものも存在する


いち早く対応する事、適切なことを伝える勇気も必要でそこまでの責任が必要だと思う
答えを探している。治療家人生の中で導き出せたら良いと考えて日々の診療にあたっています

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