検査や触診をしない先生がいる?

症状別コラム

先日、外部講師の先生によるセミナーに参加してきました。
そこでは、多くの学びがありました。
理解しているつもりでも細かいところで勘違いしていることもありました。
初診忘れるべからずだと思いました。

さて、そのセミナーの中で気づきがありました

「検査や触診をしない先生」が意外と多い?

セミナーで話題になったのが、
「最近は検査や触診を行わずに治療に入ってしまう整骨院の先生がいる」
「画像だけで判断して実際に触れない先生がおられる」
という現状があるとのことでした。

たとえば…
• 病院の先生でも、痛いところに一切触れずにレントゲン画像だけで病態を判断してしまう
• 接骨院の先生でも、状態を聞かずにいきなり電気治療やマッサージを始める
• 身体の動きや姿勢を確かめずに矯正をする
•なんでもかんでも筋肉を鍛えれば治ると言う話をする

…そんなケースが実際にあるというのです。

私自身、「視診、触診、また動かしての可動域や左右差、スクリーニング検査等、状態を確かめてから施術する」ということが当たり前だと思っていました。

検査は「安心」と「結果」のために

身体に触れること。
動かしながら痛みの出方を確認すること。
骨や関節の位置を把握すること。
患部の状態確認

こうした検査や評価は、
施術の「精度」を上げるだけでなく、患者さまにとっての「安心」にもつながります。
検査により症状を絞っていき
診察は、引き算で除外していくものだと思います。

検査をしないということは、
例えるなら、地図を見ずに山道を歩くようなもの。どんな軽い痛みでも、まずきちんと評価してから施術に入ります。

まず、「ちゃんと診てくれる先生でよかった」と安心して任せてもらえる立ち振る舞いをしたいです。

そのために、どんな時も検査・触診しっかりと行います。
また認知行動療法と言い、患者さんが自身の体を理解する事も治療です。
「自分の体をちゃんと診てもらえてよかった」
「言葉にできない違和感を理解してくれた」
そう思っていただけるよう、日々の施術に向き合っています。

どこの治療院でも良くならない方、明確な理由がわからない方一度ご連絡ください

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