当院のコンセプトの一つが、【自分の体は自分で守る】です
なので体操指導に力を入れています
ウォーキングを毎日続けるのは、難しいという方も多いです。
そこで歩行に近い効果をもたらすWB(仙腸関節)に潤滑を高める体操をお伝えしています。
やり方
①肩幅に足を広げて立つ。両足は平行にする
※ハの字、逆ハの字になってはいけない
②腕はまっすぐに伸ばす
③腕を伸ばしたまま息を吐きながら腰を下ろしていく
※この時に上体が前屈しない様に垂直を保つ
④腰を下ろしていく過程でどうしも前屈せざるを得なくなり、両足がハの字になりやすいができるだけ上体が前傾しない様に足を平行に保ったまま腰を支持位まで下げる
→この時に上体の荷重と股関節からの抵抗でWBに最大の圧力がかかり生理潤滑が整う
⑤腰を下げた状態で2秒間停止し、息を吸った後、今度は、息を吐きながらかゆっくり腰を上げていく
そのまま腰を元の位置に上げて最初の姿勢に戻る


注意点
※体が前傾しない、足が開いてしまう
以上の動作を2.3回繰り返して行う
この体操は、筋力トレーニングではないので、10回、20回もやる必要はない、やらなくて良い
WB体操は、WBの生理潤滑を高め非荷重を整復する効果がある
実際に私も臨床で取り入れているが非荷重をその場でとれるのは、痛みの軽減、スクリーニングの変化が起こるので重要だと感じている。
このことから自重による非荷重の整復は、かなりの臨床結果が期待できる。
コメント