🦴 腕立て伏せで手首が痛い…それ、“関節面のズレ”かもしれません
「腕立て伏せをすると手首が痛い」
「手のひらをついて体重をかけるとズキっとくる」
「背屈(手首を反らす動き)ができない」
そんな症状、実は手首の“関節面”のズレが原因になっていることがあります。
🔍 手根骨(しゅこんこつ)の配列と関節面の重要性
手首は、8つの小さな骨(手根骨)で構成されています。

それぞれの骨は、関節をなす面で連携しながら動き、手首のしなやかな動きや力の分散を可能にしています。
ところが、手をついて強い力がかかったり、繰り返しの使い過ぎがあると…
➤ 手根骨の位置関係が微妙にズレることがあります。
この「関節面のズレ」があると、スムーズな動きができなくなり
• 手首のひっかかり
• 背屈制限
• 負荷時の痛み(特に腕立て時)
といった症状が現れるのです。
🛠 関節面の整復とは?
整復とは、簡単に言えば「関節の位置を整える」こと。
骨折の整復が有名ですが、当院で行うのはもっと繊細なアプローチです。
▼ 関節面の整復のポイント
• ズレた骨を元の滑らかな位置に誘導
• 靱帯や関節包の緊張バランスを調整
• 動きの中で自然なアライメントを再構築
力任せではなく、ミリ単位の触診と調整で、関節の本来の動きを取り戻します。

📈 整復で回復した症例
ある患者様(30代・男性)は、1ヶ月前から腕立て伏せの際に手首に痛みを訴えて来院されました。
評価の結果、月状骨と舟状骨の関節面のズレと背屈制限が確認されました。
🧩 放っておくと慢性化する可能性も…
関節面のズレを放置しておくと、手首の不安定性や腱の炎症(腱鞘炎)につながることも。
違和感がある時点で、ぜひ早めのケアをお勧めします。
👐 手首の痛みは「整復」で整う可能性があります
薬や注射に頼る前に、自然な回復力を引き出す施術を選びませんか?
当院では、関節の動きを丁寧に評価し、本来の状態へと導く整復を行っています。
「最近、手首の調子が悪い」
「動きがスムーズじゃない気がする」
そんなときは、お気軽にご相談ください。
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